つぼみ菜と高野豆腐の煮浸し

普通煮浸しというと、菜っぱ系の野菜をさっと煮汁で炊くのを指すと思うですが、何故か我が家の煮浸しは昔から高野豆腐が入ってまして、これが実は私大好きなのです。大人になってから、我が家で出されるアレは正式な煮浸しではないということを教えられた時はかなり驚きました。
さて、久しぶりに駅前の朝市に立ち寄ると季節の青物野菜が安い安い。2束100円なんて当たり前の世界です。が、しかし、一人で2束消費するのは辛いです。小松菜かほうれん草をめいっぱい食べたいなぁと思っていたら、めずらしくつぼみ菜が目に入ったので、ご購入です。1束の購入でしたが、それでも全部を煮浸しにするととてもじゃないけど一人では食べきれませんので、半分だけ使用します。残りはお浸しにしてお弁当に持っていくか、味噌汁の具に使用します。
もちろん青菜のみの煮浸しも十分美味しいのですが、いかにおかずの種類を少なくても野菜や材料を多く使用するかに一人暮らしの栄養バランスはかかってくると思います。というか、おそらく母もこの発想で、煮浸しに高野豆腐が入っていたのだと思います。
というわけで、我が家の煮浸しは青菜はその時々で変わりますが(でも食感としてはやはり小松菜あたりが一番いいかな?)、高野豆腐と油揚げもしくは厚揚げがデフォルトされています。今回はたまたま油揚げも厚揚げも冷凍ストックされていましたし、油揚げの量が少なかったので、厚揚げも入れてしまいました。
2日で食べ切る量で丁度良かったです。久しぶりに作りましたし、今回の出汁がこれまた絶妙においしくて思わず飲んでしまいました(笑)